ウッドデッキ設置のポイント~天然木・人工木選び・おすすめ商品紹介~
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コロナ後よりおうち時間が増え、自宅で運動できる・休憩できるスペースとして、ウッドデッキを導入される方が増えています。
ウッドデッキは、一昔前のガーデニングスペースという印象から、テントを張ってアウトドア気分を感じてみたり、
風を感じながら他人に邪魔されないプライベート空間、お子様が安全に遊べる場所…として移り変わってきています。
雨風にさらされても汚れにくい素材や、お住まいの外観に合った色味の商品もあります。
こちらのページでは、ウッドデッキを設置するメリットやウッドデッキに使われる素材の特長、設置する際の注意点をご紹介します。
ぜひご希望のウッドデッキを見つけてみてください。
ウッドデッキの魅力を紹介

ウッドデッキは、リビングと庭の間に設置されるケースが多い木製のテラスです。
一般的に屋外に設置されるもので、エクステリアの一種として扱われます。
リビングから連なって移動できるように、土台を設置してウッドデッキの高さが調整されます。
新築後から手を付けていない敷地内スペースやお庭に、「ウッドデッキを設置して優雅にすごしてみたい」と思われている方も多いのではないでしょうか。
こちらのページをご覧に方は、すでにウッドデッキの設置をご検討されていると思いますが、設置費用の相場が20万円以上となっています。
ご家族から同意をもらう説得材料として考えを整理いただくためにも、ウッドデッキの魅力を改めて見ていきましょう。
開放感あふれる特別なスペース

ウッドデッキにガーデンテーブルやガーデンチェアなどを設置すると、セカンドリビングとしてくつろげる空間になります。
お天気が良い日の朝食やディナータイム、ホームパーティーでおしゃれに使われるのも良いでしょう。
庭いじり、ガーデニングのおともに。

ウッドデッキがあれば、鉢植えや土を扱う際に少しこぼれてしまっても気にする必要がありません。
リビングに面していれば庭への出入りし易くなり、ちょっと水をあげたい、草花の手入れもしやすくなります。
また、ウッドデッキにテーブル等を置くことで座って作業することも可能に。実用性のあるおしゃれな作業場になります。
高さがあるから快適。目が届くからお子様の遊び場にも。

庭に座る時は、シートを敷いていても土や虫が気になることがありますよね。
ウッドデッキはリビングと床の高さが合う様に設置できるので、虫が苦手な方も◎。
あまりお出掛けが出来ない時もウッドデッキにテントを張る、外用おもちゃを持ち出すことでお子様の遊び場にも早変わりします。
リビングから目が届くのも安全なポイントです。
家事の味方、物干しスペース

ウッドデッキは日向に設置されるケースが多いのですが、ベランダやバルコニーで干しきれない布団や大きいサイズの洗濯物をウッドデッキで干すという手もあります。
リビングからの導線が良いので、突然雨が降ってきても取り込みやすいというメリットもあります。
ウッドデッキの素材は2種類 天然木と人工木を紹介
ウッドデッキの素材は天然の木と、樹脂製の人工木の2種に分かれています。
それぞれの特長を見て、ご自宅や生活スタイルに合った素材を選びましょう。
ウッドデッキの素材~天然木~
天然木のウッドデッキは、広葉樹や針葉樹を使用しています。
木の温もりが感じられ、表面が熱くなりにくいメリットがあります。
天然木は腐食に弱いと話す業者もいますが、木材の種類や産地等で性質が異なります。
木の種類によって大まかにハードウッド、ソフトウッドに分かれますので、こちらも簡単にご紹介します。
ハードウッド
ハードウッドとは、広葉樹のことで、内部の繊維がギュッと密になっているため硬く耐久性が高い材料になります。
ウッドデッキで使われる代表的なハードウッドは、ウリンやひのきサイプレス、イタウバ マッドグロッソ州産などです。
木材の価格が高いのでウッドデッキ設置全体の費用が上がりますが、ハードウッド自体は腐食や害虫被害にも遭いにくい木材です。
ソフトウッド
ウッドデッキで使われるソフトウッドの代表的な種類は、カリフォルニア・レッドウッドやウエスタンレッドシダー、サーモウッド、ヒノキなどです。
初期費用が安いのも特長です。ハードウッドよりも低い値段で天然木のウッドデッキが設置できますが、比較的に衝撃に弱く、水分を吸収しやすい性質から腐らない様にメンテナンスがかかせません。
ウッドデッキの素材~人工木材~

人工木材のウッドデッキといっても、完全プラスチック…という訳ではありません。
人工木材のウッドデッキ・樹脂製のウッドデッキは、木粉とポリプロピレンなどを混ぜ合わせた素材で作られています。
人工木材のウッドデッキは、本物の木に近い色味、質感で作られていて、防腐剤などのメンテナンスも不要なメリットがある人気の素材です。
lixilやYKKAPなどのメーカーで、色味やオプションが複数用意されています。
デメリットはウッドデッキの表面が熱くなってしまう、天然木が醸し出す雰囲気や木の香りはやはり天然木には敵わないという点です。
表面温度上昇対策としては、ウッドデッキ設置後にdiyでオーニングを設置する方法があります。
ウッドデッキの素材を2種類ご紹介しました。
どちらが良いかとなるとご自身の理想や生活スタイル、予算によって変わってきてしまうのですが、天然木のウッドデッキで、腐食防止や防虫のメンテナンスを怠ってしまった結果シロアリ被害が起きて解体することになったという方も多くいらっしゃいます。
こまめなお手入れやメンテナンス費用を考慮すると、人工木材の樹脂製のウッドデッキがおすすめです。
ウッドデッキ設置へ イメージ&プランニング
ウッドデッキの設置を検討されると、「我が家にはどんなウッドデッキが設置できるだろう」「希望の大きさで設置できるか?」といった疑問が湧いてくるかと思います。
では、具体的にウッドデッキを設置するイメージを固めていきましょう。
どのくらいの大きさがおすすめ?

まず、設置するウッドデッキの幅と奥行きのイメージを固めましょう。
各メーカーの商品カタログには、ウッドデッキのサイズが1間、1尺などの単位で掲載されています。1間は約1,800mm、1尺は約300mmです。
リビングなどの設置する開口部のサイズにピッタリのウッドデッキでは、窮屈で使いづらくなってしまうケースが多いです。
開口部よりも一回り大きいサイズの、幅1.5間以上がおすすめです。
また、ウッドデッキにガーデンチェアなどを置いてくつろげるスペースにされたい場合は、奥行きが6尺以上のウッドデッキがおすすめです。
オプションは必要?

標準仕様ではウッドデッキのみの設置パターンが多いので、使用中の転落防止や、近隣からの視線が気になる場合はオプションの採用を検討しましょう。
手すりや目隠しフェンス、庭からウッドデッキに上がる際のステップ・床下囲いなどがよく選ばれています。
庭や敷地内の使い方次第では、ウッドデッキのサイズは大きければ良いという訳ではありません。
日差しや虫の対策を重視したい場合は、サイズが大きいものを設置するために費用をかけるよりも、屋根などのオプション設置が理想的なウッドデッキになるでしょう。
生活スタイルに合わないサイズで設置してしまうと、せっかく作ったのに使われないウッドデッキになってしまいますので、ぜひご家族で設置後のシミュレーションしていただき、ウッドデッキの設置イメージを固めましょう。
ウッドデッキのおすすめ商品をご紹介。
リクシル ウッドデッキ 樹ら楽ステージ

出典:株式会社LIXIL樹ら楽ステージは多彩なプランと豊富なバリエーションが用意され、ご自宅のお庭のアレンジ幅を広げ、開放感溢れるウッドデッキが叶う商品です。
太陽光線を反射する特殊な塗料でデッキの色を表現し、人工木材のデメリットである温度上昇が、類似品と比較して最大約10℃抑制されています。
暑い夏に使用する際も快適に過ごせるウッドデッキです。
また、表面にネジが見えない工事として横止め施工がされる商品で、見た目が美しいのはもちろん、素足で歩いても安全な仕様となっています。
リクシル ウッドデッキ 樹ら楽ステージ 木彫

出典:株式会社LIXIL
続いてご紹介するウッドデッキは、同じリクシルさんの樹ら楽ステージですが、より天然木の風合いを再現した「樹ら楽ステージ木彫」です。
天然木にある粗密のランダムさや繊細な木の色合いや陰影の濃淡・不均一の表現で、心地いい木質の"ゆらぎ"が感じ取れる樹脂製のウッドデッキです。
ウッドデッキ設置のポイントをご紹介しましたが、いかがしたでしょうか。
疑問やリフォームへの不安がありましたら、どうぞお気軽にナガサカ建窓にご相談くださいませ。
ホームページには施工事例も多数掲載していますので、ぜひこちらからご覧くださいませ。





