お気軽にお問い合わせください!

\窓のプロに直接相談!/

0120-53-1347

電話で相談

[受付]9:00-17:00 [定休]日曜日

[受付]9:00-17:00 [定休]日曜日 メールは24時間受付中!

blog

【新築外構・外構工事】補助金の使い方とポイント

  • リフォームコラム


新築外構・外構リフォームは軽微なものでも数万円ほどの費用がかかってしまします。

カーポートやウッドデッキの設置などは60万円以上かかるケースも多いです。

工事内容によっては、費用負担を軽減できる補助金が適用されます。

こちらの記事では、補助金が適用される工事のポイントなどをご紹介します。

バリアフリー化や防災・省エネに関わるものは各自治体や国からの補助金が多くありますので、ぜひこちらの記事を参考にされてみてください。


新築外構で補助金は使える?



新築外構の補助金は国や自治体によって、対象となる工事や金額・申請方法などが異なります

補助金が適用されやすい工事の一例としては、以下のようなものが挙げられます。

バリアフリー化のための工事



手すりの設置、スロープの設置など、高齢者や障害のある方が安全に利用できるための工事

家の外回りをバリアフリー化することで、高齢者や障害のある方だけでなく、小さなお子様やベビーカーを利用する方など、ご家族が快適に過ごせるようになります。

段差の解消や手すりの設置など、一見小さな工夫が、生活の質を大きく向上させます。

外構工事におけるバリアフリー化のポイントはこのようなものがあります。

段差の解消



 ●アプローチ: 玄関までのアプローチは、スロープで緩やかにつなげ、車いすやベビーカーでもスムーズに移動できるようにします。

 ●門扉: 段差のないスロープ状の門扉や、自動開閉式の門扉を選ぶことで、開閉が楽になります。

 ●テラス: テラスと庭の間の段差も、スロープで解消することで、安全に庭に出入りできます。

手すりの設置



 ●玄関: 玄関ポーチや階段の手すりは、昇降をサポートし、転倒防止に役立ちます。

 ●通路: 歩行が不安な方のために、通路に沿って手すりを設置することで、安心して移動できます。

 ●庭: 庭の階段や通路にも、手すりを設置することで、安全性を高めます。

床材の選定

 ●滑りにくい素材: 玄関周りや通路には、雨の日でも滑りにくいタイルやコンクリートを選ぶことが重要です。

 ●段差の少ない素材: 木材など、継ぎ目が多い素材は段差ができやすく、つまずきの原因となるため注意が必要です。

照明の工夫

 ●足元を明るく: 足元を照らす照明を設置することで、夜間の転倒を防止します。
 ●センサーライト: 手動でスイッチを押す必要がないセンサーライトは、高齢者の方でも使いやすいです。

植栽の配置

 ●視界を遮らない: 植栽は景観を豊かにしますが、視界を遮りすぎると、転倒の原因となる場合があります。

 ●メンテナンスのしやすさ: 高齢者の方でも手入れしやすい、低めの植栽を選ぶと良いでしょう。

その他

 ●広めの通路: 車いすの回転スペースを確保するため、通路は広めに設計します。
 ●握りやすい形状: 手すりやドアノブは、握りやすい形状を選ぶことで、使いやすさを向上させます。
 ●緊急呼出しボタン: 緊急時にすぐに助けを求められるよう、緊急呼出しボタンを設置することも検討できます。

環境に配慮した工事



太陽光発電システムの設置、雨水タンクの設置など、省エネやCO2削減に繋がる工事。

外構工事は建物の外観だけでなく、環境にも大きな影響を与えます。具体的な施工ポイントを見て行きましょう。

太陽光発電システムの設置

 ●最適な設置場所: 屋根だけでなく、カーポートやテラスなど、日当たりが良い場所であればどこでも設置可能です。

 ●システム容量: 家庭の電力消費量に合わせて、適切な容量のシステムを選びましょう。

 ●蓄電池の併用: 夜間や曇りの日でも太陽光発電を利用できる蓄電池との併用もおすすめです。

 ●売電制度: 余剰電力を売却することで、初期投資の回収を早めることができます。

雨水タンクの設置

 ●タンクの容量: 家庭での雨水の利用量に合わせて、適切な容量のタンクを選びましょう。

 ●設置場所: 地盤の強度や雨樋からの距離などを考慮し、設置場所を決定します。

 ●利用方法: 庭の水やりやトイレの洗浄などに利用できます。

 ●濾過システム: 雨水を浄化する濾過システムを設置することで、より衛生的に利用できます。

防災のための工事



ブロック塀の改修、耐震性の高い塀の設置など、災害に備えるための工事

近年、自然災害が増加する中、住宅の耐震性だけでなく外構部分の耐震性も重要視されるようになってきました。

特に、ブロック塀の倒壊による事故は、多くの人々に衝撃を与え、防災意識の高まりを促しています。

ブロック塀の改修・撤去

 ●耐震診断: 専門家による耐震診断を行い、危険なブロック塀を特定します。

 ●低くする: 高さを低くすることで、倒壊時の被害を軽減できます。

 ●軽量化: 軽量な素材に交換することで、地震力に対する抵抗力を高めます。

 ●撤去: 危険なブロック塀は、撤去してフェンスなどに置き換えることも検討しましょう。

フェンスの設置

 ●軽量で強度が高い素材: アルミフェンスやスチールフェンスは、軽量で強度が高く、地震に強い素材です。

 ●基礎をしっかりと固める: フェンスの基礎をしっかりと固めることで、倒壊を防ぎます。

 ●メッシュ状のフェンス: メッシュ状のフェンスは、風を通しやすく、強風時の風圧を軽減できます。

門扉の耐震性

 ●開閉方向: 外開きよりも内開きの方が、地震時に建物にぶつかる可能性が低いです。

 ●自動開閉: 自動開閉式の門扉は、手動よりもスムーズに開閉でき、災害時にも便利です。

植栽の配置

 ●倒木の防止: 高木は倒木の危険性があるため、低木や中木を選ぶか、強風時に倒れないよう支柱を設置します。

地域に貢献する工事



防犯灯の設置、緑化工事など、地域全体の安全や美観に貢献する工事。

外構工事は単に個人の住宅の美観を向上させるだけでなく、地域全体の安全や美観に貢献する重要な役割を果たします。

防犯灯の設置

 ●夜間の視界確保: 防犯灯を設置することで、夜間の視界を確保し犯罪発生率の低下に繋がります。

 ●歩行者の安全確保: 通路を照らし、歩行者の安全を確保します。

 ●防犯カメラとの連携: 防犯カメラと連携することで、より効果的な防犯対策が可能です。

緑化工事

 ●ヒートアイランド現象の緩和: 植栽は都市のヒートアイランド現象を緩和し、快適な環境づくりに貢献します。

 ●大気浄化: 植物は大気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出することで、大気を浄化します。

 ●騒音の低減: 樹木は騒音を吸収し、快適な生活環境を提供します。

 ●生物多様性の保全: 様々な種類の植物を植えることで、地域の生物多様性の保全に貢献できます。

新築外構工事で補助金を受けるための流れ



自治体への問い合わせ

まずは、お住まいの自治体(市町村)に問い合わせ、どのような補助金制度があるのか、どのような工事が対象となるのかを確認しましょう。

各補助金には省エネや防災・バリアフリー化など、明確な目的があります。

ご自身の工事内容が、どの補助金の目的に合致するかをしっかりと確認しましょう。

対象となる工事は自治体によって大きく異なります。

太陽光発電システム、雨水タンク、緑化工事、バリアフリー化など、様々なものが対象となる場合があります。

申請書類の準備し提出

補助金は年度ごとに予算が組まれているため、申請期間が決まっています。

また、予算が限られている場合、先着順で受付を終了することもあります。早めに申請手続きを進めることが重要です。

申請時は、詳細な工事計画書や工事費用の見積書・工事にかかる費用と収入を明記した収支予算書が必要な場合が多く、自治体によっては、住民票や登記簿謄本などの提出を求められる場合があります。

必要な書類を準備し、申請書を作成します。補助金によって施主本人の申請、施工会社による申請など手順が異なります

作成した申請書類は、自治体や指定のWEBフォームなどに提出します。

審査と交付決定

提出された申請書が審査されます。審査基準は工事内容が補助金の目的に合致しているか、工事費用の対効果が高いと判断されるか、地域全体の環境改善や防災に貢献する工事かどうか、などを確認されます

もちろん必要書類の不足や申請不備も審査否認や遅延に影響します。

審査の結果、補助金が交付されることが決定すると、通知が届きます。

工事の着工・完了報告

交付決定後、工事の着工となります。工事完了後、完了報告を行います。

補助金制度は、新築外構をより良いものにするための強力なツールです。

しかし、制度は複雑で頻繁に改定されるため、事前にしっかりと情報収集を行い、外構リフォームの専門店のアドバイスを受けることが大切です。


補助金情報

子育てエコホーム支援事業



子育てエコホーム支援事業では、一定の条件を満たす場合、宅配ボックスの設置に対して最大22万円の補助金が支給される場合があります。

他にも 防災性向上改修やバリアフリー化換気機能付きエアコンの設置なども補助金の対象工事です。

詳しい補助金内容は、こちらのページでもご紹介しています。




介護保険



介護保険制度では、手すり取り付けや段差解消などの工事に対して、最大18万円の補助金が利用できます。

また、多くの自治体では、介護保険に加えて独自の補助金制度を設けており、外構工事も対象となる場合があります。

これらの制度を活用することで、ご自宅を安全で快適な空間に改修することができます。

外構部等の木質化対策支援事業



ウッドデッキや木製フェンスなどの外構施設を、合法伐採された木材を使って作る際に、国から補助金がもらえる制度のことです。

最大220万円の補助が受けられ、より経済的にウッドデッキや木製塀を設置できます。

ウッドデッキや木製フェンス・木製ゲートが対象工事です。

補助金がもらえる条件として、必ず合法伐採された木材を使用する必要があります。

雨水浸透施設設置への助成金



都市化が進み浸水被害が心配されている地域では、雨水タンクの設置に対して助成している自治体が多いです。

雨水浸透ますや雨水タンクをご自宅の庭や駐車場に設置することで、浸水リスクを減らし、環境にも優しい街づくりに貢献できます。

地域によりますが、雨水タンク設置費用の一部(10万円など)の助成額となっています。




新築外構・外構工事で補助金が使用できるポイントをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

工事内容や条件によっては補助金が受けらない場合もあります。

ナガサカ建窓では補助金に関する相談も受けておりますので、お気軽にご相談ください。

ホームページでは、多数の施工事例を掲載しています。ぜひこちらからご覧くださいませ。